【最適な食事回数はある?】ダイエットにおける食事頻度の影響は?
最近断食が流行っているみたいだけど、食事の回数ってダイエット効果に影響するのかな?
あなたはダイエット中の食事回数に気を使ったことはありますか?
最近は断続的断食(カロリー摂取を1日の特定の時間のみに限定し、何も食べない時間を設ける)というダイエット方法もよく聞きますよね。
実際に食事の頻度はダイエット効果に影響があるのでしょうか?
本記事では、ダイエットにおける食事頻度の影響に関して、メタ研究の結果を元に解説します!
(メタ研究:複数の研究を収集し、さまざまな角度から分析したもの)
参考文献:
B. J. Schoenfeld et al., “Effects of meal frequency on weight loss and body composition: a meta-analysis” Nutrition Reviews., vol. 73, no. 2, pp69-82, February. 2015.
ダイエットにおける最適な食事回数を知りたい方は必見です!
関連して、食事バランス(タンパク質、脂質、炭水化物)に関しても解説していますので、ご興味あれば是非ご覧ください!
”【ダイエット成功のカギ】ダイエットに最適な食事バランスとは?”
Contents
ダイエットにおける食事頻度の影響は?
【結論】食事の頻度はダイエット効果に影響しません。
じゃあ食事の回数は何回でもいいの?
ダイエットにおいて、消費カロリー>>>摂取カロリーの原則が守れていれば、食事の回数は何回でも良いです。
つまり、毎日の食事の回数は個人の好きなように設定すればよいのです。
食事を小分けにして1日5~6食にしてもいいですし、1回の食事量を多くしたければ1日2食でも体重を落としていくことができます。
最近話題の断続的断食もダイエット法の一つではありますが、食事回数が少なければ痩せるという訳ではありません。
断食に関しては詳しく知りたい方は、”断食のダイエット効果は?メリット/デメリットと向いている人を解説”をご覧ください。
根拠となる論文の紹介
参考にした論文では、食事の回数と脂肪量・除脂肪量の変化に関する複数の研究を分析しています。
論文の考察として”食事の回数は体重の変化に影響しない”と述べています。
食事の頻度と脂肪量の変化
食事の回数が”1~2回”、”3~4回”、”5回以上”で比較したところ、脂肪量の変化は0.16kgしかありませんでした。
食事の頻度と除脂肪量の変化
食事の回数が”1~2回”、”3~4回”、”5回以上”で比較したところ、除脂肪量の変化は0.02kgしかありませんでした。
除脂肪量:体重から脂肪量を引いた量
食事の頻度と体脂肪率の変化
食事の回数が”1~2回”、”3~4回”、”5回以上”で比較したところ、体脂肪率の変化に有意な差はなかったとしています。
運動している人には当てはまらない?
ダイエットにおける食事の回数は体重減少に影響はいないものの、運動している人には影響があることを論文では示唆しています。
食事頻度を上げる、特にタンパク質を高頻度で摂取することで、筋肉の合成が高まるのです。
タンパク質の摂取により血中のアミノ酸濃度が上昇するため、筋肉の合成には高頻度の食事が必要になります。
(僕もボディメイクコンテスト出場に向けてダイエットをしていた際は、1日5,6食食べていました)
運動習慣がある方はこまめにタンパク質を摂取して、筋合成効果を最大化しましょう!
プロテインを有効活用しよう!
固形の食品からだと、こまめにタンパク質量を摂取するのは結構難しいです。
そんな時はプロテインを有効活用しましょう!
(僕は仕事中の15~16時くらいに職場でプロテイン飲んでいます笑)
僕はMyprotein(マイプロテイン)というメーカーのプロテインを愛用しています。
コストパフォーマンスに優れており、割と安価に購入できます。
amazonにもプロテインの種類は色々あるので、気になるものを是非お試し下さい!
まとめ
食事の頻度はダイエット効果に影響しません。
消費カロリー>>>摂取カロリーの原則が守れていれば、1日の食事の回数に関わらず体重を減らすことができます。
- 食事を小分けにして1日5~6食にする
- 1回の食事量を多くして満足感を得たければ1日2食にする
など、毎日の食事の回数は個人の好きなように設定可能です。
ただし、運動している場合は高頻度でタンパク質を摂取する必要があります。
タンパク質の摂取により血中のアミノ酸濃度を上げ、筋肉の合成を促します。
関連して、食事バランス(タンパク質、脂質、炭水化物)に関しても解説していますので、ご興味あれば是非ご覧ください!