Written by Goki

【葉酸徹底解説】妊娠中は必須!?葉酸の効果と妊娠中の葉酸の重要性とは?

ビタミン・ミネラル

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妊婦さんは赤ちゃんの健康を誰よりも願っていますよね。
しかし、葉酸は足りていますでしょうか?

妊娠中に葉酸が足りないと、胎児の神経管の障害を引き起こす可能性があります。
厚生労働省もサプリメントでの葉酸の摂取が必要と言うほど、妊娠中は葉酸が重要になります。

本記事では、水溶性ビタミンの1種である葉酸(ビタミンB9)に関して詳しく解説します!

葉酸の効果や必要量、葉酸を多く含む食べ物など、葉酸に関して詳しく知りたい方は必見です!

全体的なビタミンに関しては”【ビタミン足りていますか?】ビタミンの働きとは?”の記事で詳しく解説していますので、是非読んでみて下さい!

葉酸の効果

葉酸には以下の効果があります。

✅葉酸の主な効果
・貧血予防
・皮膚の健康維持
・病気に対する抵抗力の向上
・造血

葉酸はDNAや他の遺伝物質を作るのに必要なビタミンです。
また、体内の細胞分裂でも葉酸は必要になります。

そのため、細胞増殖が盛んにおこなわれる胎児の発育に非常に重要になります。
従って、葉酸は妊娠の可能性のある女性や妊婦の方には必須のビタミンです。

また、造血には葉酸が欠かせません。
葉酸はビタミンB12と協働して赤血球を合成するのです。

葉酸は身体に15~30mg含まれ、その約半分は肝臓に蓄えられています。
残りの半分は血液と身体の組織内の蓄えられます。

葉酸が不足すると

葉酸が不足すると、以下のような欠乏症状が出ます。

✅葉酸が不足した際の症状
・大赤血球性貧血
・脱力感

・倦怠感
・集中力の低下
・神経過敏

葉酸が不足すると、大赤血球性貧血といった欠乏症状が出ます。
これは、葉酸(またはビタミンB12)が不足すると、赤血球が正常に作られなくなるためです。

貧血症状の原因は、葉酸またはビタミンB12の不足が原因なのです。

また、妊娠時に葉酸が不足すると、胎児の神経管閉鎖障害を引き起こし、無脳症・二分脊髄・髄膜瘤といった異常が出る可能性があります。
参考文献:
Folic acid: influence on the outcome of pregnancy

葉酸の必要量と推奨量

厚生労働省発行の”日本人の食事摂取基準報告書”において、葉酸の必要量が規定されています。

✅葉酸の必要量・推奨量

・推定平均必要量:200μg/日
・推奨量:240μg/日

妊娠時(中期及び後期)は、葉酸の分解・排泄が促進されるため、追加の摂取が必要になります。
また、授乳婦の場合も追加での摂取が必要になります。

✅妊婦・授乳婦に必要な葉酸追加摂取

・追加必要量
妊婦:200μg/日
授乳婦:80μg/日

・追加推奨量
妊婦:240μg/日
授乳婦:100μg/日

以上の量を追加で摂取しましょう!

妊娠時に葉酸が不足すると、胎児の神経管閉鎖障害を引き起こし、無脳症・二分脊髄・髄膜瘤といった異常が出る可能性があります。

サプリメントでの葉酸の摂取により、この神経管閉鎖障害の発生率が低減することは厚生労働省発行の”日本人の食事摂取基準報告書”でも述べられています。
これより、
妊婦にとって葉酸が如何に重要であるか理解できます。

性別・年齢別の葉酸の推定平均必要量・推奨量は以下の表を参照してください。
(厚生労働省発行の”日本人の食事摂取基準報告書(2020年度版)”より引用)

葉酸の過剰性

厚生労働省発行の”日本人の食事摂取基準報告書”にでは、葉酸の過剰摂取による健康障害はないとしています。
そのため、食事から摂取する葉酸に関しては、耐容上限量はありません。

一方で、サプリメントや葉酸が強化された食品からの葉酸の摂取に関しては、耐容上限量を設定しています


サプリメントや葉酸が強化された食品からの葉酸の摂取量の上限は、18μg/体重kg/日となっています。
(例えば、体重60kgの場合、18μg × 60 =1080μg(=1.08mg)になります)

また、葉酸をサプリメントで大量に摂取すると、ビタミンB12の欠乏症状を悪化させる可能性があります。

葉酸を摂取できるオススメの食べ物

葉酸を多く含む食品は、以下の食品があります。

✅葉酸を摂取できるオススメの食べ物
・レバー

・肉類
・大豆
・サツマイモ
・卵
・野菜(特にアスパラガス、芽キャベツ、ほうれん草)

葉酸は水溶性ビタミンであるため、調理における損失の影響を受けます。
茹でたり、炒めたりすると葉酸は破壊されやすいため、蒸したり電子レンジで調理したりすることで効率よく葉酸を摂取できます。

オススメのサプリメント

厚生労働省発行の平成30年度版”国民健康・栄養調査”の結果では、平均葉酸摂取量が287μgになっています。

妊婦・授乳婦の葉酸の必要量を満たしていません。

厚生労働省も、妊婦中はサプリメントや葉酸が強化された食品から、400μg/日摂取することを推奨しています。
また、神経管の形成時期(受胎後28日間)は一般的に妊娠を知るよりも早いため、妊娠を計画している場合でもサプリメントでの葉酸の摂取は重要だとしています。

サプリメントは、食品中の葉酸よりも安定性・生体利用率が高いため、葉酸の摂取には非常に重要です。

オススメのサプリメントを紹介します!

✅オススメの葉酸サプリメント

妊活サプリ(マカナ)
⇒8大妊活応援成分をすべて配合
妊活サプリ顧客満足度No.1
400μgの葉酸の摂取が可能です。

葉酸カルシウムプラス(ピジョン)
⇒妊娠期に不足しがちな鉄とビタミンB群も同時にとれます。
400μgの葉酸の摂取が可能です。

葉酸サプリ(ジュンビ―)
⇒安心の国産・無添加で乳酸菌入りです。
葉酸口コミサイトランキング1位
400μgの葉酸の摂取が可能です。

どのサプリを選ぶか購入前にご検討下さい。

まとめ

葉酸に関して理解いただけましたでしょうか?
内容を復習しましょう!

葉酸の効果

✅葉酸の主な効果
・貧血予防
・皮膚の健康維持
・病気に対する抵抗力の向上
・造血

葉酸が不足した際の欠乏症状

✅葉酸が不足した際の症状
・大赤血球性貧血
・脱力感
・倦怠感
・集中力の低下
・神経過敏

葉酸の必要量・推奨量

葉酸の必要量・推奨量

・推定平均必要量:200μg/日
・推奨量:240μg/日

妊婦・授乳婦の場合は追加で葉酸を摂取する必要があります。

妊婦・授乳婦に必要な葉酸追加摂取

・追加必要量
妊婦:200μg/日
授乳婦:80μg/日

・追加推奨量
妊婦:240μg/日
授乳婦:100μg/日

葉酸を多く含む食品

✅葉酸を摂取できるオススメの食べ物
・レバー
・肉類
・大豆
・サツマイモ
・卵
・野菜(特にアスパラガス、芽キャベツ、ほうれん草)

オススメのサプリメント

オススメの葉酸サプリメント

妊活サプリ(マカナ)
⇒8大妊活応援成分をすべて配合
妊活サプリ顧客満足度No.1
400μgの葉酸の摂取が可能です。

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⇒妊娠期に不足しがちな鉄とビタミンB群も同時にとれます。
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