Written by Goki

【カロリー制限なし!?】ワイルドダイエット~アメリカ生まれのダイエット法~

ダイエット

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ダイエットにおいて、カロリーを気にせずにステーキやチーズを食べて痩せることができれば幸せですよね。

 

今回は、”タンパク質”、”脂質”、”野菜”をより多く食べるダイエット手法である”ワイルドダイエット”に関してご紹介します。

ワイルドダイエットでは、理論的には摂取カロリーや食事回数の制限がありません。

 

このダイエット方法は、トレーナーのAbel James(通称”The Fat Burning Man”:脂肪を燃やす男) によって考案されました。

ワイルドダイエットはダイエットテレビ番組において、2番目の成果を挙げた方法として、アメリカで注目されています。

 

本記事では、考案者のAbel Jamesの記事を参考に”ワイルドダイエット”に関して記載しています。

 

新しいダイエット法に関して知りたい方は必見です!

 

ワイルドダイエットとは?

ワイルドダイエットとは、加工食品を避け、新鮮な動植物の食品を摂取するダイエット法です。

 

ワイルドダイエットにおける食事

ワイルドダイエットの食事は以下の食品で構成されます。

ワイルドダイエットの食事

  • 野菜
  • 牧草育ちの肉、養殖ではい魚介類からのタンパク質
  • ナッツ、アボガド、バターなどの脂肪

食事の基本としては、”自然界に存在する食品”を摂取するということです。

加工食品の摂取は控えます。

 

食事のバランス(量)としては、以下の図のように”野菜”が中心になります。

(図の参照:Abel Jamesの記事

 

避けるべき食品

ワイルドダイエットでは、加工された炭水化物、精製された穀物、砂糖の摂取を制限しています。

 

ダイエット考案者のAbel Jamesによると、「上記の炭水化物は、脂肪の増加・健康状態の悪化・食生活の悪化の原因である」とのことです。

 

ワイルドダイエットでは、”野菜や肉など、自然界に存在する食品を優先することで、脂肪を効果的に燃焼する”としています。

理論としては、「炭水化物・穀物・砂糖の摂取を控えることで、身体が糖ではなく、脂肪を燃焼する」というものです。

 

 運動している場合は炭水化物の摂取は可能

ワイルドダイエットでは、炭水化物の摂取を控えますが、運動をしている場合は、炭水化物の摂取を認めています。

 

炭水化物の種類としては、サツマイモやお米などのデンプン質の炭水化物を推奨しています。

 

ちなみに、ワイルドダイエットでは、HIIT(高強度インターバルトレーニング)と組み合わせると、ダイエット効果を最大化できるとしています。

HIITに関しては、以下の記事で解説していますので、興味ある方は是非ご覧ください!

”ダイエットに有酸素運動は時代遅れ?HIITの効果とは”

”【確実に成果を出す】HIITの効果的なやり方を紹介”

ケトジェニックダイエット(糖質制限)との違い

”炭水化物を制限する”という点において、ワイルドダイエットとケトジェニックダイエット(糖質制限)は似ています。

しかし、考案者のAbel Jamesは両者は明確に違うと述べています。

 

ケトジェニックダイエットでは、炭水化物を極力制限し、脂質を大量に摂取します。

一方、ワイルドダイエットは”野菜の摂取”に重点を置いており、ケトジェニックダイエットとは考え方が異なります。

 

ケトジェニックダイエットに関して詳しく知りたい方は、”【徹底解説】ケトジェニックダイエットとは?どんな人に向いている?”の記事をご参照ください。

食事の回数と時間

ワイルドダイエットでは、食事の時間や回数を指定していません。

 

Abel James曰く、「”自然界”の食品を食べるときは、カロリーを計算したり、特定の時間に食べたり、1日に食べる回数を決める必要はない」とのことです。

 

つまり、ワイルドダイエットではカロリー制限の必要がなく、お腹が空いたときに好きなように食べていいいことになります。

 

ワイルドダイエットのメリット・デメリット

ワイルドダイエットの概要は理解いただけたと思いますので、筆者の僕が考えるメリット・デメリットを紹介します。

メリット

ワイルドダイエットのメリットとしては、”食事が健康的”ということです。

 

野菜を中心とした栄養豊富な食事と加工食品の制限は、健康的な食事と言えます。

 

また、ワイルドダイエットでは摂取カロリーや食事回数の制限がありません。

これは、食事の中心を野菜にすることで、満腹感を与え、余分なカロリー摂取を抑える効果によるものだと考えられます。

デメリット

お米などの炭水化物を主食とする日本人には、少々不向きかも知れません。

 

ダイエットにおいて最も重要なことは、”習慣化して継続すること”です。

 

炭水化物の摂取を制限するワイルドダイエットでは、習慣化が少々難しいかも知れません。

筆者なりの改善法

ワイルドダイエットにも米や小麦などの炭水化物を組み合わせることで、日本人にも続けやすいダイエットになると考えます。

 

考案者のAbel Jamesは、肥満の原因は炭水化物だとしています。

そして、”野菜”、”タンパク質”、”良質な脂質”を摂取すればカロリー摂取は不要としていますが、個人的には賛同しません。

カロリー収支を意識する

ワイルドダイエットに炭水化物を取り入れても、消費カロリー>>摂取カロリーとなれば体重は落ちます。

炭水化物は完全なる悪者ではありません。

 

カロリー収支を意識することで、ワイルドダイエットに炭水化物を取り入れることができるのです!

カロリー計算方法に関しては、”【ダイエット初心者必見】失敗しないためのカロリー計算方法を大公開”で解説していますので、ご参照ください。

オススメの食事

ワイルドダイエットの考え方通り、”野菜”を中心にお米などの炭水化物、タンパク質、良質な脂質を摂取します。

 

それによって、ダイエット効果はそのままに、ダイエットの継続も可能になり、ワイルドダイエットのメリットも活かすことができます。

 

まとめ

ワイルドダイエットに関してご理解いただけましたか?

内容を復習しましょう!

 

ワイルドダイエットとは、加工食品を避け、新鮮な動植物の食品を摂取するダイエット法です。

ワイルドダイエットの食事

  • 野菜
  • 牧草育ちの肉、養殖ではい魚介類からのタンパク質
  • ナッツ、アボガド、バターなどの脂肪

食事の基本としては、”自然界に存在する食品”を摂取し、加工食品を避けるということです。

 

ワイルドダイエットでは、加工された炭水化物、精製された穀物、砂糖の摂取を制限しています。
しかし、筆者としては、カロリー収支を意識して、ワイルドダイエットに炭水化物を取り入れることを推奨します

 

ワイルドダイエットの考え方通り、”野菜”を中心にお米などの炭水化物、タンパク質、良質な脂質を摂取することで、ダイエットの継続も可能になり、ワイルドダイエットのメリットも活かすことができます。