【免疫力向上】病気に負けない身体を作るグルタミン!
皆さんはグルタミンという言葉を聞いたことはありますか?
あまり聞き覚えのない言葉かも知れません。
グルタミンは免疫力を向上させる性質があり、トレーニングをしていない人にとっても非常に重要な成分です!
本記事では、グルタミンの効果や摂取方法に関して徹底解説していきます!
グルタミンとは?
グルタミンとは、体内で合成ができる非必須アミノ酸の一種です。
ただし、グルタミンは必要量が多く、積極的に摂取したいアミノ酸でもあるため、”準必須アミノ酸”とも呼ばれます。
グルタミンは体内で一番多く存在するアミノ酸です。
しかし、身体にストレスがかかった時に大量に消費されるため、グルタミンは不足しがちになります。
そのため、グルタミンは積極的に摂取したいアミノ酸の一種です。
ちなみに、非必須アミノ酸の1つである”グルタミン酸”と名前は似ていますが、全く別物です。
(グルタミン酸はこんぶなどに多く含まれる”旨味成分”です)
グルタミンには分子構造の違いから、”L-グルタミン”と”D-グルタミン”の2種類があります。
本記事では、”L-グルタミン”に関して扱っています。
グルタミンの効果
グルタミンってどんな効果があるの?
グルタミンの効果として挙げられるものの内、最も重要なのがストレスに対抗する作用です。
ここで言うストレスは、精神的なものに限りません。
トレーニングや暑い・寒い、睡眠不足や仕事のハードワークによるものなど、肉体的なストレスも含みます。
こういったストレスを感じた時に、グルタミンは大量に消費されます。
ここで、グルタミンの効果を詳しく見ていきましょう!
筋肉の分解抑制効果
トレーニングは典型的な肉体的ストレスを与える行為です。
トレーニングによるストレスに対抗するため、体内のグルタミンを消費します。
この時、グルタミンは筋肉を材料として生成されます。
つまり、トレーニングという肉体的ストレスにより、筋肉が分解されてしまいます。
(筋肉が分解されるというのは、我々マッチョからすると、iphoneの待ち受け画面が割れてしまうレベルの悲劇です)
グルタミンを摂取することで、筋肉の分解を抑制することができます。
筋肉痛の抑制、回復の促進
グルタミンは運動後の筋肉痛を抑制する効果があります。
グルタミンにはタンパク質合成作用があり、この効果により筋肉痛を抑制します。
また、グルタミンには成長ホルモンの分泌促進効果もあるため、筋肉の回復を促進します。
免疫力の向上
グルタミンには免疫細胞を活性化する効果があります。
トレーニングが肉体的ストレスであることから、実はマッチョは風邪を引きやすいのです。
(マッチョが筋肉をアピールするためにタンクトップなど薄着をしているから風邪を引きやすい訳ではありません。決して。。。)
グルタミンの摂取により免疫レベルを高めることで、風邪の予防ができます。
トレーニングをしている人でなければグルタミンは必要ないの?
トレーニング以外にも、暑い・寒い、睡眠不足などの肉体的なストレスや精神的なストレスもグルタミンを大量に消費します。
従って、強いストレスを感じている人はグルタミンが不足し、免疫力が低下している可能性があります。
免疫力を高く保つためにも、トレーニングをしている人以外もグルタミンの摂取は非常に重要です。
グルタミンの摂取タイミング
先述の通り、グルタミンには筋肉の分解抑制効果と免疫力向上の効果があります。
この効果を活かすことを考えると、グルタミンは”トレーニング直後”の摂取が効果的です。
トレーニング直後は交感神経が優位になっており、筋肉に血流が行っており胃腸もうまく働きません。
しかし、アミノ酸であるグルタミンは消化の必要がないため、素早く吸収されます。
グルタミン摂取後、数十分経過し血流が胃腸に戻った段階でプロテインを摂取すると、グルタミンとプロテインを効果的に摂取できます。
(筆者はトレーニング直後にグルタミンを飲んでから、ジムの風呂に浸かり副交感神経を高めます。そして、風呂上がりにプロテインという最高のドリンクを飲みます。この瞬間、程よい疲労とプロテインの美味しさで逝きかけます、実践する場合は気を付けて下さい)
また、トレーニングをしない場合は、成長ホルモンの分泌促進作用を活かして、就寝前の摂取がオススメです。
グルタミンの摂取量
グルタミンは体内で合成できる”準必須アミノ酸”ではありますが、トレーニングをする人やストレスを受ける人、免疫力を上げたい人は、サプリメントとして追加での摂取が必要となります。
食事からの摂取も考慮すると、1日10g~15gのグルタミンの追加摂取が必要になります。
筆者が愛用するマイプロテインのL-グルタミンの利用目安には、1回5gを3回に分けての摂取を推奨しています。
オススメのグルタミン
毎度のことですが、Myprotein(マイプロテイン)信者の筆者はもちろんマイプロテインのグルタミンを飲んでいます。
筆者が飲み始めた頃はノンフレーバーしかありませんでしたが、最近は”グレープ”、”トロピカル”、”ブルーラズベリー”、”ベリーバースト”という味が出ています。
公式サイトはもちろん、amazonでも購入可能です。
ただし、amazonにはノンフレーバーしかありません。
グリコ(qlico)のグルタミンも国内メーカーということもあり人気が高いです。
グルタミンをしっかり摂取して免疫力を上げ、病気に負けない身体を作りましょう!
まとめ
・グルタミンとは、体内で合成ができる”準必須アミノ酸”です。
・グルタミンは、身体にストレスがかかった時に大量に消費されるため、不足しがちになります。
・グルタミンには以下の効果があります。
”筋肉の分解抑制効果”
”筋肉痛の抑制、回復の促進”
”免疫力の向上”
・免疫力を高く保つためにも、トレーニングをしている人以外もグルタミンの摂取は非常に重要です。
・グルタミンは”トレーニング直後”の摂取が効果的です。
・食事からの摂取も考慮すると、1日10g~15gのグルタミンの追加摂取が必要になります。
・グルタミンをしっかり摂取して免疫力を上げ、病気に負けない身体を作りましょう!