Written by Goki

【ミネラル徹底解説】ミネラルの働きとは?~身体の様々な機能の維持に必要~

ビタミン・ミネラル

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あなたはミネラルの働きを理解していますか?
ミネラルは身体の調子を整えたり、身体の構成要素になったりするなど、重要な役割を果たします。

ミネラルは体内ではまったく合成できないため、食事から摂取する必要があります。
ミネラルは身体の様々な機能の維持に必要であるため、不足すると身体に不調が出てしまいます。

本記事では、ミネラルの働きや不足した時の症状、ミネラルを多く含む食品に関して詳しく解説していきます!
健康のために各種ミネラルの働きをしっかり理解したい方は必見です!

ミネラルとは?ミネラルの働きは?

人間の身体は、酸素、炭素、水素、窒素という4つの主要要素(体重の約95%)とミネラル(残りの5%)から構成されています。
ミネラルは3大栄養素である”タンパク質”、”脂質”、”炭水化物”とは異なり、熱やエネルギーにはなりません。

しかし、ミネラルは微量栄養素と呼ばれ、身体の調子を整えたり、身体の構成要素になったりするなど、重要な役割を果たします

ミネラルは無機質であり体内でまったく合成できないため、食事から摂取する必要があります。

同じく微量栄養素であるビタミンに関しては、以下の記事で解説していますので、是非ご覧ください!
【ビタミン足りていますか?】ビタミンと何か?どのように働くか?

ミネラルの種類

ミネラルは”身体の構成要素になる””身体の調子を整える”という2つの大きな役割で分けられます。

身体の構成要素となるミネラル

カルシウム・リン・マグネシウムといったミネラルは、歯・骨を構成します。

鉄・亜鉛といったミネラルは、筋肉・血液・神経・臓器を構成します。

身体の調子を整えるミネラル

ナトリウム・塩素・カリウム・カルシウム・マグネシウムといったミネラルは、生体の機能を調整します。

血液・体液のpH(酸性・アルカリ性の度合い)や浸透圧(細胞膜を通しての栄養・不要物のやり取り)を正常に保ちます。
そして、筋肉・神経に刺激を与えて、身体の機能を調整します。

マグネシウム・鉄・銅・亜鉛といったミネラルは酵素の反応を助けます。
主に以下の働きがあります。

・エネルギーをつくる酵素の働きを助ける
・皮膚や臓器の新陳代謝(古い細胞を新しい細胞に代える)働きを促進する酵素の成分となる

・体の化学反応を活性化させる酵素の働きを助ける

以下、ミネラルの特性をまとめます。
(各ミネラル名をクリックすると、詳細記事に飛べます)

種類 特性 欠乏症状 多く含む食品
カルシウム(Ca) 歯・骨の形成、精神安定、血液の凝固 神経過敏、イライラ、不整脈、骨粗鬆症、筋肉痙攣、つり 小魚、牛乳、乳製品、海藻
リン(P) 歯・骨の形成、エネルギーの貯蔵、細胞膜の形成 歯槽膿漏、骨の弱化、筋肉の動きの悪化 ワカサギ、乳製品、煮干し、加工食品
イオウ(S) 皮膚・爪・髪の形成、タンパク質の構成要素 爪がもろくなる、皮膚炎 チーズ、卵
カリウム(K) 血圧の正常化、腎臓の老廃物の排泄の促進、筋肉の動きの良化 血圧上昇、不整脈・心不全のリスク、夏バテ 干し柿、インゲン、枝豆、納豆
ナトリウム(Na) カリウムと細胞の浸透圧の維持、神経への刺激の伝達 脱水症状、熱中症、血圧低下、腎臓の弱化 食塩
マグネシウム(Mg) 精神安定、体温・血圧の調整、心臓の筋肉の動きの良化 イライラ、整脈・心不全のリスク アーモンド、カシューナッツ、大豆、落花生、納豆
鉄(Fe) 成長促進、疲労防止、ヘモグロビンの成分となる 貧血、集中力の低下、思考力の低下、肩こり、首こり レバー、魚介類、ほうれん草、小松菜
亜鉛(Zn) 味覚・嗅覚の正常化、コラーゲンの合成、性能力維持 情緒不安定、味覚異常、抜け毛 カキ、レバー、ホタテ貝
マンガン(Mn) 骨の形成、疲労回復 疲労感、平衡感覚の低下 玄米、大豆、アーモンド
ヨウ素(I) 成長促進、甲状腺ホルモンの生成 甲状腺腫瘍、機敏さの低下、疲労感 昆布、ワカメ、海苔

 

ミネラルが不足すると?

食事の偏りや、ダイエットなどがミネラル不足を引き起こします。

ミネラルが不足すると、ミネラル欠乏症になり、不足するミネラルの種類によって様々な不調を引き起こします。
それぞれのミネラル不足による症状は、”ミネラルの種類”の項の表を参照してください。

日常の食生活では、”カルシウム”、及び、”鉄”が不足しがちです。
(逆に”ナトリウム”、”リン”は過剰になりやすいです)

ミネラルは、吸収や働きに相互に影響を与え合うため、バランスよくミネラルを摂取する必要があります。

サプリメントを有効活用しましょう!

冒頭で述べた通り、ミネラルは体内でまったく合成できないため、食事から摂取する必要があります。

野菜はビタミン・ミネラルを多く含むことから、ミネラルの摂取には欠かせません。

しかし、厚生労働省発行の”国民健康・栄養調査”の結果では、野菜類の平均摂取量は目標値である1日350gを満たしていません。
(20~30代が特に低く、男性で約260g、女性で約240gとなっています)

そこでサプリメントの出番です!
サプリメントであれば、手軽にミネラルを摂取可能です。

また、食事で摂取するよりも安く済むので、経済的にも優しく健康になれます。

オススメのサプリメントを紹介します!

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どのサプリを選ぶか購入前にご検討下さい。

”サプリメントを摂取しても効果を実感できない!”という方も、ビタミン/ミネラルは見えないところで皆さんの身体の中で確実に役割を果たしています。
しっかり、ビタミン/ミネラルを摂取しましょう!

まとめ

ミネラルに関して理解いただけましたでしょうか?
内容を復習しましょう!

ミネラルは微量栄養素と呼ばれ、身体の調子を整えたり、身体の構成要素になったりするなど、重要な役割を果たします

・ミネラルは無機質であり体内でまったく合成できないため、食事から摂取する必要があります

・ミネラルが不足すると、ミネラル欠乏症になり、不足するミネラルの種類によって様々な不調を引き起こします

・日常の食生活では、”カルシウム”、及び、”鉄”が不足しがちです

・ミネラルは、吸収や働きに相互に影響を与え合うため、バランスよくミネラルを摂取する必要があります

食事だけではミネラルが不足しがちであるため、サプリメントを有効活用しましょう!