Written by Goki

【ナイアシン徹底解説】二日酔い予防にも?ナイアシンの効果とは?

ビタミン・ミネラル

Pocket

飲み会でお酒を飲み過ぎて二日酔いがしんどい…
こんな経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか?

そんな時はナイアシンが役に立つかも知れません。
ナイアシンは補酵素として作用し、アルコールの分解を助けます。

本記事では、水溶性ビタミンの1種であるナイアシン(ビタミンB3)に関して詳しく解説します!

ナイアシンの効果や必要量、ナイアシンを多く含む食べ物など、ナイアシンに関して詳しく知りたい方は必見です!

全体的なビタミンに関しては”【ビタミン足りていますか?】ビタミンの働きとは?”の記事で詳しく解説していますので、是非読んでみて下さい!

ナイアシンの効果

ナイアシンはビタミンB1, B2, B6同様、エネルギー代謝に関わっており、細胞の成長、発達、機能にとって非常に重要です。

ナイアシンには以下の効果があります。

✅ナイアシンの主な効果
・血行改善
・粘脳神経の働きの補助

ナイアシンは補酵素として作用し、アルコールの分解を助けます。
つまり、ナイアシンを摂取することで、二日酔いになりにくくなります。

ナイアシンが不足すると

ナイアシンが不足すると、ペラグラと呼ばれる欠乏症状が出ます。
ペラグラは、主に以下のような症状を引き起こします。

✅ペラグラの症状
・皮膚炎(ザラザラした皮膚になる)
・下痢、嘔吐、便秘
・頭痛
・極度の倦怠感
・神神経障害

最終的には、ペラグラは食欲不振を招き、その結果死に繋がります。

また、ナイアシンはアルコールの代謝に活用されるため、過度の飲酒はナイアシン不足を引き起こす可能性があります。

ナイアシンの必要量と推奨量

厚生労働省発行の”日本人の”日本人の食事摂取基準報告書”において、成人・小児・高齢者・妊婦におけるナイアシンの必要量は4.8mgNE/1000kcalとなっています。
(推奨量は5.76mgNE/1000kcal)
(NE:ナイアシン当量)

例えば、1日に2000kcalを摂取する場合、ナイアシンの必要量は9.6mg(推奨量は11.52mg)となります。

ただし、授乳婦の場合は3mg/日の追加摂取が必要です。

性別・年齢別のナイアシンの推定平均必要量、および、推奨量は以下の表を参照してください。
(厚生労働省発行の”日本人の食事摂取基準報告書(2020年度版)”より引用)

ナイアシンの過剰性

厚生労働省発行の”日本人の食事摂取基準報告書”において、通常の食品を摂取していれば、ナイアシンの過剰摂取による健康被害はないとしています。

ただし、サプリメントなどでナイアシンを大量に摂取すると、”ナイアシンフラッシュ”という皮膚が紅潮する症状が出ることがあります。

ナイアシンを摂取できるオススメの食べ物

ナイアシンを多く含む食品は、以下の食品があります。

✅ナイアシンを摂取できるオススメの食べ物
・鶏肉、牛肉、豚肉などの肉類

・レバー
・魚
・酵母

ナイアシンは動物性の食品に多く含まれます。

また、我々の身体はアミノ酸の一種であるトリプトファンからナイアシンを作ることができます。
例えば、鶏肉はトリプトファンを多く含むので、鶏肉に含まれるアミノ酸の一部が肝臓でナイアシンに変換されます。

オススメのサプリメント

厚生労働省発行の平成30年度版”国民健康・栄養調査”の結果では、ナイアシン摂取量が29.7mmgになっています。
普通に食事をしていれば、十分必要量を摂取できます。

飲酒の機会が多く、ナイアシン不足が懸念される方は、サプリメントを活用してみて下さい!

オススメのサプリメントを紹介します。

✅オススメのナイアシンサプリメント

ビタミンB群(Dear-Natura)
⇒安心の国内製造
ビタミンB単一のサプリメントで11mgのナイアシンが摂取が可能です。

ネイチャーメイド B-コンプレックス(大塚製薬)
⇒ネイチャーメイドはアメリカでシェアNo.1の実績があります。
ビタミンB単一のサプリメントで10mgのナイアシンが摂取が可能です。

ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン(大塚製薬)
⇒こちらもネイチャーメイドです。
マルチビタミンなので、他のビタミンも摂取できます。15mgのナイアシンが摂取が可能です。

どのサプリを選ぶか購入前にご検討下さい。

まとめ

ナイアシンに関して理解いただけましたでしょうか?
内容を復習しましょう!

ナイアシンの効果

✅ナイアシンの主な効果
・血行改善
・粘脳神経の働きの補助

ナイアシンが不足した際の欠乏症状

ナイアシンが不足すると、ペラグラと呼ばれる欠乏症状が出ます。

ペラグラが不足した際の症状
・皮膚炎(ザラザラした皮膚になる)
・下痢、嘔吐、便秘
・頭痛
・極度の倦怠感
・神神経障害

ナイアシンの必要量・推奨量
必要量:4.8mgNE/1000kcal、推奨量:5.76mgNE/1000kcal
授乳婦の場合は3mg/日の追加摂取が必要です。

ナイアシンを多く含む食品

✅ナイアシンを摂取できるオススメの食べ物
・鶏肉、牛肉、豚肉などの肉類
・レバー
・魚
・酵母

オススメのサプリメント

✅オススメのナイアシンサプリメント

ビタミンB群(Dear-Natura)
⇒安心の国内製造
ビタミンB単一のサプリメントで11mgのナイアシンが摂取が可能です。

ネイチャーメイド B-コンプレックス(大塚製薬)
⇒ネイチャーメイドはアメリカでシェアNo.1の実績があります。
ビタミンB単一のサプリメントで10mgのナイアシンが摂取が可能です。

ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン(大塚製薬)
⇒こちらもネイチャーメイドです。
マルチビタミンなので、他のビタミンも摂取できます。15mgのナイアシンが摂取が可能です。