【パントテン酸徹底解説】テストステロン生成効果も?パントテン酸の効果とは?
パントテン酸というビタミンをご存知ですか?
パントテン酸は、エネルギー代謝に関わっており、特に脂肪の生成と分解にとって非常に重要です。
本記事では、水溶性ビタミンの1種であるパントテン酸(ビタミンB5)に関して詳しく解説します!
パントテン酸の効果や必要量、パントテン酸を多く含む食べ物など、パントテン酸に関して詳しく知りたい方は必見です!
全体的なビタミンに関しては”【ビタミン足りていますか?】ビタミンの働きとは?”の記事で詳しく解説していますので、是非読んでみて下さい!
パントテン酸の効果
パントテン酸はビタミンB1, B2, B6同様、エネルギー代謝に関わっており、特に脂肪の生成と分解にとって非常に重要です。
パントテン酸には以下の特性があります。
✅パントテン酸の主な効果 ・善玉コレステロールの増加 ・免疫力向上 ・糖質、脂質の分解 |
パントテン酸は、エネルギー代謝に関わる多くの生体反応の補酵素として働きます。
また、テストステロンなどのホルモンを生成する作用があり、トレーニングをする人にとって、重要な栄養素です。
パントテン酸が不足すると
パントテン酸が不足すると、以下のような欠乏症状が出ます。
✅パントテン酸が不足した際の欠乏症状 ・食欲不振 ・血圧低下 ・副腎機能低下 ・成長障害 |
パントテン酸が不足すると、胃の不快感から食欲不振を引き起こします。
ただし、パントテン酸は多くの食品に含まれるため、重度の栄養失調の方でなければ不足することはあまりありません。
パントテン酸の目安量
厚生労働省発行の”日本人の食事摂取基準報告書”において、パントテン酸の目安量が規定されています。
成人・高齢者におけるパントテン酸の必要量は4~6mg/日となっています。
(妊婦の場合5mg/日、授乳婦の場合6mg/日)
性別・年齢別のパントテン酸の目安量は以下の表を参照してください。
(厚生労働省発行の”日本人の食事摂取基準報告書(2020年度版)”より引用)
パントテン酸の過剰性
通常の食品100g当たりのパントテン酸の含量が5mgを超える食品はレバーを除き存在しないため、通常の食品を摂取していれば、パントテン酸の過剰摂取による健康被害はありません。
厚生労働省発行の”日本人の食事摂取基準報告書”において、パントテン酸の耐容上限量は設定されていません。
ただし、サプリメントで高容量のパントテン酸を摂取すると、胃のむかつきや下痢を引き起こす可能性があります。
パントテン酸を摂取できるオススメの食べ物
パントテン酸は、ギリシャ語で「どこにでもある酸」という意味があり、広く食品に存在します。
特にパントテン酸を多く含む食品は、以下の食品があります。
✅パントテン酸を摂取できるオススメの食べ物 ・レバー ・肉類 ・納豆 ・落花生 |
パントテン酸は水に溶ける性質があるため、溶けだした成分ごと摂取できるスープがオススメの調理方法になります。
厚生労働省発行の平成30年度版”国民健康・栄養調査”の結果では、パントテン酸摂取量が5.57mmgになっています。
普通に食事をしていれば、十分必要量を摂取できます。
まとめ
パントテン酸に関して理解いただけましたでしょうか?
内容を復習しましょう!
パントテン酸の効果
✅パントテン酸の主な効果 ・善玉コレステロールの増加 ・免疫力向上 ・糖質、脂質の分解 |
パントテン酸が不足した際の欠乏症状
✅パントテン酸が不足した際の欠乏症状 ・食欲不振 ・血圧低下 ・副腎機能低下 ・成長障害 |
パントテン酸の必要量
成人・高齢者におけるパントテン酸の必要量:4~6mg/日
(妊婦の場合5mg/日、授乳婦の場合6mg/日)
パントテン酸を多く含む食品
✅パントテン酸を摂取できるオススメの食べ物 ・レバー ・肉類 ・納豆 ・落花生 |
パントテン酸は水に溶ける性質があるため、溶けだした成分ごと摂取できるスープがオススメの調理方法になります。