【ビタミンB2徹底解説】口内炎に効く?ビタミンB2(リボフラビン)の効果とは?
口内炎が痛くて、食べたいけど食べられない!…そんな口内炎の症状に悩んだことはありますか?
もしかすると、ビタミンB2が足りていないかもしれません。
ビタミンB2(リボフラビン)は、食べた物をエネルギーに変換するのを助けます。
本記事では、水溶性ビタミンの1種であるビタミンB2に関して詳しく解説します!
ビタミンB2の効果や必要量、ビタミンB2を多く含む食べ物など、ビタミンB2に関して詳しく知りたい方は必見です!
全体的なビタミンに関しては”【ビタミン足りていますか?】ビタミンの働きとは?”の記事で詳しく解説していますので、是非読んでみて下さい!
Contents
ビタミンB2の効果
ビタミンB2はビタミンB1, B6, ナイアシン同様、エネルギー代謝に関わっており、細胞の成長、発達、機能にとって非常に重要です。
ビタミンB2には以下の効果があります。
✅ビタミンB2の主な効果 ・成長促進 ・粘膜保護 ・動脈硬化予防 |
ビタミンB2は、エネルギー代謝や物質代謝に関与します。
特に、脂肪酸のエネルギー代謝に関わるため、脂肪をエネルギーに変えることができます。
また、ビタミンB2は発育にも大きく関わっています。
タンパク質の合成を助け、皮膚や爪、髪などの細胞の発育に関して重要な役割を担っています。
ビタミンB2が不足すると
ビタミンB2が不足すると、以下のような欠乏症状が出ます。
✅ビタミンB2が不足した際の症状 ・口角炎 ・口内炎 ・口唇炎 ・皮膚障害 ・脱毛 ・生殖器系や神経系の問題 |
ビタミンB2の主な欠乏症状は、口角炎・口内炎・口唇炎といった唇のはれやひび割れです。
これらの症状が良く出る方は、ビタミンB2が不足しているかも知れません。
また、重度の長期的なビタミンB2の欠乏は、赤血球の不足(貧血)を引き起こし、身体が弱く・疲れやすくなります。
さらに、目の水晶体の曇り(白内障)を引き起こし、視力に影響を与えます。
ビタミンB2の必要量と推奨量
厚生労働省発行の”日本人の食事摂取基準報告書”において、成人・小児・高齢者におけるビタミンB2の必要量は0.50mg/1000kcalとなっています。
(推奨量は0.60mg/kcal)
例えば、1日に2000kcalを摂取する場合、ビタミンB2の必要量は1.0mg(推奨量は1.2mg)となります。
妊婦・授乳婦の場合は追加でビタミンB2を摂取する必要があります。
✅妊婦・授乳婦に必要なビタミンB2追加摂取量
・追加必要量 ・追加推奨量 |
以上の量を追加で摂取しましょう!
性別・年齢別のビタミンB2の推定平均必要量、および、推奨量は以下の表を参照してください。
(厚生労働省発行の”日本人の食事摂取基準報告書(2020年度版)”より引用)
ビタミンB2の過剰性
ビタミンB2は水溶性ビタミンであるため、肝臓内の量が飽和すると過剰な量のビタミンB2は尿中に排出されます。
そのため、ビタミンB2の過剰摂取による健康障害は気にする必要はありません。
厚生労働省発行の”日本人の食事摂取基準報告書”において、ビタミンB2の耐容上限量は定めないとしています。
通常の食品100g当たりでビタミンB2の含量が1mgを超える食品はレバーのみです。
そのため、普通に食事をしていれば過剰摂取を気にする必要はありません。
ビタミンB2を摂取できるオススメの食べ物
ビタミンB2を多く含む食品は、以下の食品があります。
✅ビタミンB2を摂取できるオススメの食べ物 ・レバー ・ウナギ ・赤身の肉 ・卵 ・牛乳 |
ビタミンB2は水溶性であるものの、比較的水に溶けにくく、加熱しても壊れにくい性質を持っています。
ビタミンB2が不足しがちな人
ビタミンB2は普通の食事をしていれば、十分に摂取できます。
しかし、特定の方は十分なビタミンB2を摂取るのに苦労するかもしれません。
✅ビタミンB2が不足しがちな人 ・菜食主義/ビーガンの人 ・乳製品を食べない人 |
肉や乳製品はビタミンB2を多く含みます。
そのため、肉や乳製品を摂取しない人はビタミンB2が不足するリスクがあります。
参考文献:
B-vitamin status and concentrations of homocysteine in Austrian omnivores, vegetarians and vegans
オススメのサプリメント
厚生労働省発行の平成30年度版”国民健康・栄養調査”の結果では、平均ビタミンB2摂取量が1.16mmgになっており、推奨量よりも少し少なくなっています。
サプリメントでビタミンB2を簡単に摂取できます。
口内炎が気になる方は一度サプリメントを試してみて下さい!
オススメのサプリメントを紹介します!
✅オススメのビタミンB2サプリメント
・ビタミンB群(Dear-Natura) ・ネイチャーメイド B-コンプレックス(大塚製薬) ・ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン(大塚製薬) |
どのサプリを選ぶか購入前にご検討下さい。
まとめ
ビタミンB2に関して理解いただけましたでしょうか?
内容を復習しましょう!
ビタミンB2の効果
✅ビタミンB2の主な効果 ・成長促進 ・粘膜保護 ・動脈硬化予防 |
ビタミンB2が不足した際の欠乏症状
✅ビタミンB2が不足した際の症状 ・口角炎 ・口内炎 ・口唇炎 ・皮膚障害 ・脱毛 ・生殖器系や神経系の問題 |
ビタミンB2の必要量・推奨量
必要量:0.5mg/1000kcal、推奨量:0.6mg/kcal
妊婦・授乳婦の場合は追加でビタミンB2を摂取する必要があります。
✅妊婦・授乳婦に必要なビタミンB2追加摂取量
・追加必要量 ・追加推奨量 |
ビタミンB2を多く含む食品
✅ビタミンB2を摂取できるオススメの食べ物 ・レバー ・ウナギ ・赤身の肉 ・卵 ・牛乳 |
オススメのサプリメント
✅オススメのビタミンB2サプリメント
・ビタミンB群(Dear-Natura) ・ネイチャーメイド B-コンプレックス(大塚製薬) ・ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン(大塚製薬) |